JTDO、子育て経験生かす 管理者教育 岐阜梱包社長が講演
産業
2018/04/16 0:00
日本トラックドライバー育成機構(JTDO、酒井誠代表理事)が6日に開催した「十番物流カレッジ」で、堀部友里氏(岐阜梱包社長、岐阜市)が「管理者教育のヒント~子育て経験を活(い)かして」をテーマに、自社での改革とその手法を披露した。 酒井代表理事が「ドライバーを育てるインストラクター養成で、8日間研修を終えた4人を認定したが、堀部さんはその一人。現場経験の無い人をどうやって教育するかの事例の発表でもある」とあいさつ。 堀部氏は仮死状態で産まれた2人の子供を国立大学の医学部に現役合格させる過程で身に着けた教育方針を踏まえ、4年前に実父で会長の貞夫氏から社長を譲られた後、経営者として管理職の育成に取り組んだ経験を解説。 子育てを通じて①褒める②怒らない③比べない④一緒にやる⑤信じる――信念を体得し、この5項目に基づいて部長、課長の2人をどういった手法で育てたかを紹介した。(北原秀紀) 【写真=管理職の育成方法について紹介する岐阜梱包の堀部社長】