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岩ト協、国道事務所へ道の駅改良を要望 トラック運転者が利用しやすく

団体

2018/04/09 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会(高橋嘉信会長)は3月29日、国道4号に隣接する道の駅・石鳥谷(花巻市)の充実化を盛り込んだ要望書を岩手河川国道事務所へ提出し、トラック運転者が利用しやすい施設への改良を要請した。(今松大)  岩ト協の佐々木隆之専務が、岩手県バス協会(伊壺時雄会長)と花巻市の関係者らとともに同事務所へ出向き、清水晃所長へ要望書を手渡して内容を説明。県内各地の道の駅におけるトラックドライバーのための休憩施設の更なる充実化と、道路概況や天気などの情報提供の必要性を訴えた。特に、道の駅・石鳥谷は、国道からの接続路の角度がきつく、上下線ともトラックがスムーズに右左折できない点を問題視。加えて、上り線から進入する際の視認性が悪く、十分に安全確認できない現状も指摘した。更に、施設内の道路で駐車スペースが分断されている状況の改善についても求めた。  その上で、佐々木氏が「道の駅はトラックにとって貴重な休憩場所。近年は海上コンテナの輸送が増えているので、トレーラへの対応も必要になってくる」と強調。清水氏は「利用者の利便性を考慮し、花巻市と協力して取り組んでいきたい」と応じ、前向きに検討する方向性を示した。 【写真=佐々木専務(右端)が、要望書を手渡して内容を説明】





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