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ジャパンドローン18、宅配専用2機種を公開 物流元年へパネル討論

産業

2018/03/29 0:00

 日本UAS産業振興協議会(JUIDA、鈴木真二理事長)などが主催するドローン(小型無人機)の国際展示会・コンファレンス「ジャパン・ドローン2018」が22~24日、幕張メッセで開催された。機体や構成技術・システム、応用サービスなどを手掛けるメーカー、ベンダー(販売会社)、研究機関など159の企業・団体が出展。3日間で1万1440人が来場。  エアロネクスト(田路圭輔社長、東京都渋谷区)は、重心を制御できる新機体フレーム「4D Gravity」を搭載した宅配専用ドローン「ネクスト・デリバリー」など2機種を公開。エアロジーラボ(谷紳一社長、大阪府箕面市)は、関西テレビ放送(福井澄郎社長、大阪市北区)と共同開発した、エンジンとバッテリーのハイブリッドシステムが特徴の「エアロ・レンジ」を展示した。JUIDAは、物流用ドローンの離発着システムとして国土交通省、東京大学と実証を進めてきたドローンポートの実物を披露した。  国際コンファレンスでは、「物流ドローン元年2018年を占う」と題し、JUIDAの鈴木理事長をモデレーター、NTTドコモ・イノベーション統括部の原尚史事業創出・投資担当部長、ブルーイノベーションの熊田貴之社長、米ベンチャーのマターネットのアンドレアス・ラプトポラス創業者兼CEO(最高経営責任者)らをパネリストに迎え、パネルディスカッションを行った。  また、過去1年間に開発・発表されたドローンとその関連サービスを表彰する「ベスト・オブ・ジャパンドローン・アワード」の投票も行われた。(田中信也) 【写真=メーカーなど159企業・団体が出展】





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