熊ト協継運会、物流業界の役割PR 高校生対象に授業
団体
2018/03/29 0:00
【熊本】熊本県トラック協会青年部会の継運会(福田洋部会長)は14日、八代東高校でトラック業界への就職を目指す1年生と2年生を対象に物流出前授業を開き、生徒50人に物流業界の社会的役割、ドライバーの仕事などを教えた。 同授業を実施したのは、2017年度は松橋高校(宇城市)、開新高校(熊本市中央区)、御船高校(御船町)に次いで4校目。今回の八代東高では、県内の異業種が参加した進路ガイダンスに加わった。 物流出前授業は労働力確保対策の一環。次代を担う高校生に物流業界の社会的な役割とドライバー職のやりがいを知ってもらおうと、継運会が中心となって企画運営している。 熊ト協は、午後からの2コマを使い、福田部会長と松木一史、永井雄大郎の両副部会長が講師を務め、ビデオ、写真、図表を交え、ドライバーの1日の仕事、熊本地震など大規模災害への対応、準中型自動車免許制度、トラックの種類などについて説明した。 更に、交通安全を目指し、ドライブレコーダーやデシタルタコグラフを装着していることや、性能に優れたトラックを次々と写真で映し、トラック運送事業のやりがい、ドライバーの仕事をアピール。 更に、熊本地震などの大規模災害時に展開したトラック業界の緊急救援物資輸送では「ありがとう」と被災者から声を掛けられたドライバーのエピソードを紹介した。 最後に、講師3人が「本当に誇りが持て、社会の役に立つ仕事。一緒に日本を元気にしよう。ぜひ、トラック運送業界の門をたたいて」と呼び掛けた。(武原顕) 【写真=ドライバーの魅力をアピールする福田部会長(中央)ら】