物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

北海道東北名鉄運輸、新二戸営業所が完成 「高品質」一層磨き掛け

物流企業

2018/03/19 0:00

 【岩手】北海道東北名鉄運輸(大内長治社長、岩手県矢巾町)が二戸市金田一地内に建設を進めていた二戸営業所の新事務所が完成し、2月28日に竣工式を行った。3月5日から稼働。親会社の名鉄運輸が施主で、北海道東北名鉄運輸が入居して運営する。(今松大)  国道4号に隣接した2800平方メートルの敷地に、建築面積400平方メートルの鉄骨造り平屋建ての事務所棟を新築。トラック用ホームも設置し、配送センターとしての機能も備える。古い事務所棟は解体するが、これまで使っていたホームは今後も保管施設として活用。これにより、1.5倍の貨物への対応が可能となる。  1971年に、二戸市の運送会社への出資を機に合併前の旧東北名鉄運輸(現北海道東北名鉄運輸)がスタートしたことを踏まえ、竣工式で名鉄運輸の内田亙社長が「ここは旧東北名鉄運輸発祥の地。二戸はグループのネットワークを維持する上で、重要な拠点だ。安全第一で、一丸となって業務に励んで欲しい」とあいさつ。日本通運盛岡支店の佐久間啓文支店長も駆け付け、「人手不足など厳しい状況の中で、従業員のために働く環境を整備するのはとても大切な施策」と祝辞を述べた。  北海道東北名鉄運輸の大内社長が「これまでの事務所は手狭で老朽化が進んでいたが、今後はより良い環境で仕事に臨める。広くて機能的かつ快適な空間で、高品質な輸送サービスの提供に一層磨きを掛け、全員で業務の拡大に努めていく」と強調した。 【写真=グループのネットワーク維持で重要な拠点】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap