トヨタL&F/物流ソリューションフェア、「リノバ」刷新・展示
産業
2018/03/12 0:00
豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは2月27、28日の両日、名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で物流ソリューションフェアを開き、16年ぶりにフルモデルチェンジした電動リーチタイプフォークリフト「Rinova(リノバ)」シリーズの展示・試乗を行った。 効率性と安全性を高めた主力のリノバに加え、フォーク部分が左右180度回転し、車両の向きを変えずに前方と左右方向での荷役作業が可能なリノバ「ラックストッカー」、全方位へ走行できることで、狭い通路でも車両の向きを変えずに横移動できるリノバ「オールウェイ」のデモンストレーションを実施。また、自動運転電動リーチリフト「リノバAGF」の無人運用なども披露した。 会場にはこのほか、自動搬送機器やパレット、リフト用のドライブレコーダー(DR)など、最新の物流機器を取りそろえた様々なメーカーも参加。豊田自動織機の物流改善事例コーナーには、生産性や安全性の向上に向けヒントを探る多くの来場者が詰め掛けていた。 実際に試乗できる場の提供を目的にフェアを開いたのは初めてで、3月6、7日の両日には福岡会場を最後に、同社では「これまで実機に触る機会がなかった人に乗ってもらい、良さを実感して欲しいとの思いからフェアを開いた。今後もより多くの人に試乗出来る場を提供して当社リフトの性能を確かめてもらうとともに、更なる物流改善への取り組みを支援していきたい」としている。(梅本誠治) 【写真=「リノバAGF」の無人運用などを披露】