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日立物流、兵庫・三田に医薬品の物流施設稼働 新技術で省人化

物流企業

2018/02/26 0:00

 日立物流は21日、関西第二メディカル物流センター(兵庫県三田市)を19日から稼働させた。次世代省人化センターの実現に向け、無人フォークリフト、ロータリーピースソーター(順立機)、現場可視化システムなどスマートロジスティクスの様々な新技術を実装している。  舞鶴若狭自動車道・三田西インターチェンジから1.5キロ、JR西日本宝塚線の新三田駅からは4キロに位置。敷地面積が2万5900平方メートル、鉄筋コンクリート造りの4階建てで、延べ床面積は4万4500平方メートル。  空調設備、保冷庫、垂直搬送機(6基)、貨物用エレベーター(2基)、セキュリティー管理(静脈認証など)、自家発電装置、ドックシェルター(31カ所)、ペストコントロールの各機能を備える。  また、医薬品専用の保管・輸送に関わる国際基準(GDP)に準拠したメディカルプラットフォームセンターと位置付け、温度管理やセキュリティー管理に加え、自家発電設備の導入や免震構造の採用を通じて顧客のBCP(事業継続計画)を支援する。  このほか、休憩室には無線LAN(ローカルエリア・ネットワーク)環境を整えるとともに、化粧室の内装を充実させるなど快適な職場環境も実現している。(沢田顕嗣) 【写真=実装しているロータリーピースソーター】





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