栃ト協組、元ロッテ監督招き講演 「完全試合三つの奇跡」
団体
2018/02/26 0:00
【栃木】栃木県トラック協会協同組合(鈴木利夫理事長)は1日、新年講演会を開いた。プロ野球の元千葉ロッテマリーンズ監督の八木沢荘六氏を講師に招いた。 鈴木理事長は「ドライバー不足は厳しさを増しているが、働き方改革による労働時間規制も状況に拍車を掛けている。その一方で協組の経営状況は良い。230社の仲間の団結を強化したい」と訴えた。 栃木県中小企業団体中央会の阿久津隆事務局長のほか、栃木県トラック協会の吉髙神(きっこうじん)健司会長は「標準運送約款の改正により、運賃と料金の明確化が図られた。また、WebKITの求荷求車事業は人手不足に苦しむ業界に不可欠のツールだ」とあいさつ。 八木沢氏は「完全試合三つの奇跡」をテーマに講演。地元作新学院での1962年の甲子園春夏連覇の話を皮切りに、73年のロッテオリオンズ時代の完全試合までを振り返った。途中、自らグローブをはめ、「野球の基本はキャッチボール。手首のひねり、スナップを効かせた投球が大切だ」と身振り手振りを交え、体のベストな動かし方を熱演した。(佐々木健) 【写真=グローブはめて熱演する元千葉ロッテマリーンズ監督の八木沢氏】