愛知ト協名一支部、独自ドラコン開く 安全意識向上 地域から
団体
2018/02/19 0:00
【愛知】愛知県トラック協会の名古屋第一支部(吉野雅山支部長)は3日、ドライバーコンテストを開き、知識と技術を競った。法令順守と運転技量の向上を目指し、地域から安全意識を高める支部独自の事業。 桑山真一郎実行委員長が「愛知県が2017年も交通死亡事故発生件数で全国ワーストワンを継続した中、我々が第一当事者となる事故が減少したことはドライバーの努力の成果と感謝している。今日は日頃の業務で培った成果を存分に発揮するとともに、改めて自身の技量を見定めてもらいたい」とあいさつ。 競技に先立ち、車両点検講習会を開催。車両の故障による事故の防止に向けて、各社で水平展開するよう呼び掛けた。 競技は大型・中型の両部門に分かれ、学科・点検・走行の各種目100点ずつ、300点満点で採点。大型部門9選手、中型部門12選手で競った結果、大型は纐纈(こうけつ)豊選手(吉正運輸倉庫)が、中型部門は伊藤貴浩選手(西濃運輸)が制覇した。(梅本誠治) 【写真=車両点検講習も実施】