CRE、埼玉・上尾で施設開発 来年4月竣工
産業
2018/02/05 0:00
シーアールイーは1月31日、物流施設「ロジスクエア上尾」(埼玉県上尾市)の開発に着手した、と発表した。敷地面積が1万2700平方メートル、鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は1万9500平方メートル。2019年4月の竣工を予定している。 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の桶川北本インターチェンジ(IC)より6.9キロ、首都高速道路・埼玉大宮線の与野ICから8.4キロに位置し、国道17号の新大宮上尾道路に接する。広域並びに都心への配送の拠点に適する。 倉庫部分の基本スペックは平均照度が300ルクス以上で、床荷重は1平方メートル当たり1.5トン、有効高さは各階6メートル以上を予定。2.5トンフォークリフトの走行にも対応する。 外壁にはサンドイッチパネルを用いる。また、倉庫内の防火区画の壁には断熱性・耐震性・美観に優れ、かつ倉庫業法で定められた壁強度を持つ耐火断熱パネルを使用。ブレースや間柱を無くすことで保管効率を高める。 各階で2カ所の将来垂直搬送機及びコンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用。各階にまたがった縦搬送マテハン設備の整備を可能とするなど、テナントのイニシャルコストを考慮して、あらゆる庫内レイアウトに応える。(沢田顕嗣) 【写真=広域並びに都心への配送の拠点に適する(完成予想図)】