広島港振興協、物流企業に利用促す
団体
2018/02/05 0:00
広島港振興協会(深山英樹会長、広島商工会議所会頭)は、1月25日開いた広島港セミナーで、地場メーカーをはじめ商社、経済団体、物流企業などに広島港の利用を促した。200人が参加し、意見交換も行った。 御園生功神戸税関長が最近の関税政策と税関行政を説明したのに続き、貿易の円滑化や適正かつ公正な関税の徴収など、税関の使命について語った。また、日本貿易振興機構(ジェトロ)大洋州課の田口裕介リサーチ・マネージャーは、最新の情勢を基にタイの経済事情やビジネス環境を報告した。 オタフクソース国際事業部の宮田裕也部長も登壇し、米国や中国、マレーシアでの事業展開や実績、課題などを紹介。 このほか、広島県空港港湾部の宮津智文部長が、開港70周年を迎えた広島港の利用状況や物流コスト削減のメリットを、実際の改善事例を交えて解説した。(矢野孝明) 【写真=地場メーカーや物流企業など200人が参加】