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京ト協、昭和初期の消防車を復刻 トラ日イベントにも出展

物流企業

2018/01/29 0:00

 【京都】京都府トラック協会(荒木律也会長)は、昭和初期に京都市で活躍していた米国シボレー社製の消防車の復元に協力し、18日に市から感謝状が贈られた。消防車の復元は京都市消防局が自治体消防になり70年を迎える記念事業として企画されたもの。  消防車は、1927年(昭和2年)製で、水冷4気筒2800ccのガソリンエンジンを搭載。長さ4.5メートル、幅1.7メートル、高さ2メートルで、市消防学校(京都市南区)のエントランスに展示されていた。  歴史的・文化的資産の素晴らしさの再認識を目的に、エンジンを撤去し機動力に電力モーターを組み入れ、電気自動車(EV)として生まれ変わった。  市消防局では「多くの市民の目に触れることで、歴史及び文化を未来に伝え、消防行政に対する理解も深めてもらいたい」としている。今後、出初め式や8月に京都市で開催予定の全国消防救助大会での展示や走行を計画。京ト協が毎年10月に行うトラックの日のイベントにも出展する。(落合涼二) 【写真=EVとして生まれ変わった消防車のハンドルを握る荒木会長】





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