函館小型運送、Gマークラップトラ導入 安全意識を更に高揚
物流企業
2018/01/25 0:00
【北海道】函館小型運送(庭田孝司社長、北海道函館市)は12月4日から安全性優良事業所認定(Gマーク)のラッピングトラックを函館市内や恵山地区で走らせている。 ラッピングトラックは荷主や地域社会への認知度向上と、運送業界のイメージアップを図る目的で2012年度からスタートしており、道内では現在、同社を含め15社15台が運行している。函館地区トラック協会(藤山幸伸会長)管内では、キョーツー(同社長、北斗市)に続いて2社目。 ラップトラには、2人のドライバーが交代で乗車しているといい、庭田社長(58)は「とても目立つので、ドライバーの更なる安全意識高揚につながる。大きな看板を背負っての運転に良い効果を期待している」と笑顔を見せる。 道内のGマーク取得事業所は1191事業所(12月14日時点)で、道内全体のトラック事業所の25.1%。「Gマークを取得していない会社が悪い会社というわけではなく、中には優良企業もたくさんあると思う。法令をしっかり守れている会社であれば難しくないはずなので、積極的に取得して欲しい」(庭田社長) ラッピング協力期間は1年で終了するが、継続して運行する会社が多いため「事故防止対策のためにも継続させてもらいたい」と意欲を見せる。(岡杏奈) 【写真=現在運行しているGマークのラッピングトラック】