東京システム運輸、圏央入間センター竣工 24時間365日体制で稼働 チルドなど3温度帯
物流企業
2018/01/22 0:00
東京システム運輸ホールディングス(河端常男社長、東京都東大和市)は11日、グループの物流センター業務を手掛ける東京ロジファクトリー(堀口文雄社長、同)の圏央入間物流センター(埼玉県入間市)の竣工式を行った。(佐々木健) 新拠点は国道16号沿いにある武蔵工業団地内に位置し、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・入間インターチェンジから5分の好立地。敷地面積は1万1500平方メートルで、3階建て延べ床面積1万5600平方メートル。「ドライ×チルド×フローズン」一体型物流センターを開設し、24時間365日体制で稼働させる。 ドライ倉庫は3階建てで、1階部分に奥行き10メートル、広さ650平方メートルのピロティ式高床ホームを設置した。倉庫の延べ床面積は8200平方メートル。チルド・フローズン倉庫は二階建てで、延べ床面積はチルド庫3900平方メートル、フローズン庫1300平方メートル。 設備は、積載荷重3.5トンの荷物用エレベーター5基と、1トンの垂直搬送機2基のほか、接車用バースとしてドックシェルターは4トントラック用20台と大型トラック用3台、ドライ部分は4トントラック用18台分を備えている。 竣工式にはセンターに入居するベストランス(東大和市)の高橋浩社長、地権者のユアサ商事の佐野木晴生常務などが出席。河端社長は「絶好のロケーションの用地を借りられたことに感謝している。3温度帯に対応するセンターとして、将来的な物流ニーズにも対応できる拠点になった。グループ一丸で運営を成功させたい」とあいさつした。 最後に、河端氏が施工を担当した大和ハウス工業東京本店建築事業部の更科雅俊副事業部長に感謝状を贈った。 【写真=接車用バースとしてドックシェルターは4トントラック用20台と大型トラック用3台分などを設置】