物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

鶴見グループ/事故防止大会、重大・人身4年連続ゼロ 安全は永遠のテーマ 業界リードする気概で

物流企業

2018/01/18 0:00

 【大分】鶴見運送(三浦政人社長、大分県別府市)と鶴見運輸倉庫(三浦茂樹社長、滋賀県東近江市)を中核とする鶴見グループは4日、交通事故防止総決起大会を開いた。「プロの意識と誇りで事故・災害ZEROエンドレスチャレンジ前進!」をスローガンに無事故・無災害を誓った。(上田慎二)  三浦政人社長が「皆さんの努力のお陰で4年連続の重大事故、人身事故ゼロを達成できた。決起大会を重ねるごとにプロ意識の高まりを感じる。運送事業者にとって安全は永遠のテーマだ。引き続き、輸送の安全確保に努めたい」とあいさつ。  茂樹社長は「鶴見グループ各社で道路交通安全マネジメントの国際規格ISO39001、鶴見運送と鶴見運輸倉庫ではGマーク(安全性優良事業所認定)を取得した。業界をリードする気概で事故防止活動に取り組もう」と呼び掛けた。  表彰式では、21年間無事故達成の北島辰美氏ら59人を表彰。また、デジタルタコグラフ評価点数部門は、1年間(2017年)の全運行で100点を獲得した2人と、平均が99.8点だった12人の乗務員を表彰した。  安全講習会で、九州トラック交通共済協同組合(石塚政章理事長)の安全推進部の工藤浩之氏がドライブレコーダー映像で事故の原因と防止策を解説。  乗務員はグループごとに17年度の事故防止活動を検証し、「だろう運転の排除」「点呼の徹底」「事故防止教育の強化」など年間スローガンを発表した。  乗務員を代表し、山田一二三氏が安全運転宣言を読み上げ、最後に、全員で拳を突き上げ、交通事故・労働災害防止への強い決意を唱和した。 【写真=グループごとに昨年度の事故防止活動を検証】





本紙ピックアップ

日産の神奈川2工場削減検討、地元物流へ打撃必至

 日産自動車が神奈川県の追浜工場(横須賀市)と日産車体の湘南工場(平塚市)の削減を検討している、との報道を受け、「城下町」の運送事業者の間で動揺が広がっている。地元物流への打撃は必至とみられるが、一方で工場従業員がドライ…

ヤマトHD社長/長尾 裕氏、社会課題解決→経済価値

 ヤマトホールディングスは、社会課題の解決に資する価値提供と自社グループの持続的な成長を両立させるため、近年新会社を相次いで設立している。また、物流にとどまらない多様な分野でのオープンイノベーションの創出を加速させるため…

日本郵便、住所を英数字7桁に

 日本郵便(千田哲也社長、東京都千代田区)は26日、住所を7桁の英数字で表現できる新たなサービス「デジタルアドレスサービス」を開始する、と発表した。住所の全文を簡易に表現することで、住所入力の簡略化や、将来的には郵便・物…

国交相/トラック適正化関連法、対応へ「全力尽くす」

 27日の衆院本会議でトラック事業適正化関連法案が全会一致で了承され、参院に送致された。これに先立つ23日の衆院国土交通委員会(井上貴博委員長)で、中野洋昌国土交通相は関連法案について、「適正運賃や賃上げにつながる法案」…

オススメ記事

日産の神奈川2工場削減検討、地元物流へ打撃必至

 日産自動車が神奈川県の追浜工場(横須賀市)と日産車体の湘南工場(平塚市)の削減を検討している、との報道を受け、「城下町」の運送事業者の間で動揺が広がっている。地元物流への打撃は必至とみられるが、一方で工場従業員がドライ…

ヤマトHD社長/長尾 裕氏、社会課題解決→経済価値

 ヤマトホールディングスは、社会課題の解決に資する価値提供と自社グループの持続的な成長を両立させるため、近年新会社を相次いで設立している。また、物流にとどまらない多様な分野でのオープンイノベーションの創出を加速させるため…

日本郵便、住所を英数字7桁に

 日本郵便(千田哲也社長、東京都千代田区)は26日、住所を7桁の英数字で表現できる新たなサービス「デジタルアドレスサービス」を開始する、と発表した。住所の全文を簡易に表現することで、住所入力の簡略化や、将来的には郵便・物…

国交相/トラック適正化関連法、対応へ「全力尽くす」

 27日の衆院本会議でトラック事業適正化関連法案が全会一致で了承され、参院に送致された。これに先立つ23日の衆院国土交通委員会(井上貴博委員長)で、中野洋昌国土交通相は関連法案について、「適正運賃や賃上げにつながる法案」…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap