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EMCC/燃焼式ヒーター、エンジン掛けず車内快適 ドライバー満足度向上

産業

2018/01/11 0:00

 エバスペヒャーミクニクライメットコントロールシステムズ(EMCC、角幸一社長、神奈川県小田原市)の大型トラック用燃焼式エアヒーター「エアトロニックD2」は、エンジンを掛けずにキャビン内を快適な温度に暖められる装置だ。労働力不足が叫ばれる中、ドライバーの満足度向上と定着率アップにつながるツールとして、この冬も重宝されている。  自動車排気系機器の世界4大メーカーの一角を成す、独エバスペヒャー社製。日本では2013年、エバスペヒャーと自動車部品製造のミクニとの合弁でEMCCが設立され、トラックだけでなくバス、キャンピングカーでも取り付け実績が多い。  エアヒーターの気化プレートは着火用と燃焼用の2種類があり、燃焼室も着火室と燃焼室を分けているため、完全燃焼を実現。燃焼用の空気をスパイラル状に送り込む構造により、燃焼の安定性も確保する。これらはエバスペヒャー独自の技術で、こうした技術によって標高差や気温差といった外的環境に影響を受けにくいのが特長。また、メンテナンス時は、ヒーターを分解せず部品交換でき、ランニングコストを抑えられる。  14年10月~15年4月に、大手運送会社の営業所で実施した効果検証では、アイドリング時に比べ、燃料消費量を10分の1に減らせることが確認された。EMCCによると、パーキングクーラーとの併用で、年間12万円以上の燃料費削減が可能という。  ヒーターの取り付け・アフターサービスは、全国のミクニの拠点をはじめ、120カ所のサービスステーションで対応しており、出張サービスも行っている。(吉田英行) 【写真=アイドリング時に比べ、燃料消費量は10分の1】





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