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亀山TS/月単位契約・宿泊料金 利用頻度に応じ割引 車中泊の運転者多く

産業

2017/12/25 0:00

 亀山トラックステーション(TS、三重県亀山市)は2018年1月1日から、1カ月単位で運送会社と契約する宿泊料金を、利用頻度に応じ相談の上、大幅に割引する。宿泊施設を使わず、アイドリング状態のまま車内で仮眠するドライバーが非常に多く、環境対策上も問題になっていた。(星野誠)  宿泊室10室のうち、東京都と埼玉県の運送会社が、それぞれ1室を借り上げる月契約をしていたが、運行経路の変更などにより、2社との契約は8月いっぱいで終了。また、夜間は90台近いトラックで駐車場が満車になるものの、ほとんどのドライバーがアイドリングしながら車中泊をしているため、宿泊利用が激減していた。  宿泊料金は2980円で、450円の入浴料金も含まれている。TSを運営するTSKサービス(浜松市東区)の大石達也社長は「宿泊費を出してくれる会社は少ないので、(宿泊する場合は)ドライバーの自己負担になる。450円払って風呂に入る人は多いが、泊まる人はほとんどいない。自腹を切りたくないドライバーの気持ちは十分に理解できるが、夜間のアイドリングには困っている」と明かす。  大石氏は、浜松TS(同)の運営も手掛けているが、浜松では14室のうち12室が借り上げ契約で埋まっており、宿泊利用は安定しているという。「亀山TSを利用する運送会社にも、ぜひ月契約をしていただきたい。利用頻度などを聞いた上で話し合い、納得できる割引料金にしたい。一晩のアイドリングで費やす燃料代や、ドライバーの健康管理なども勘案し、会社としての利用を検討してもらえたら」(大石氏)  一時は宿泊施設が閉鎖されていた亀山TS。大石氏は5年前に運営を受託し、食堂のメニュー充実や売店設置といった改善を進めてきた。2年前には壁紙を貼り替え、宿泊室もリニューアルした。この5年間で全国のTSは40カ所から29カ所に整理されたが、大石氏は「亀山TSが生き残ったのは、まだ需要があるということ」と強調する。  三重県トラック協会(小林俊二会長)の伊藤信彦専務も「環境対策上、アイドリングが良くないのはもとより、ドライバーの労働時間短縮や健康管理も大きな課題になっている。十分な睡眠を取ってもらうためにも、ぜひ会社負担での宿泊利用をお願いしたい」と呼び掛けている。 【写真=宿泊利用が激減している亀山TS】





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