福岡ト協行橋分会、許すな!あおり運転 横断幕取り付け街頭活動
団体
2017/12/25 0:00
【福岡】福岡県トラック協会の行橋分会(久富啓充分会長)は14日、京都<みやこ>郡苅田町で年末年始の交通事故防止活動に向け、出陣式を開催した。支部及び分会の役員、みずほ幼稚園の園児、行橋警察署、行橋交通安全協会の関係者が参加し、年末年始の交通安全を誓った。(武原顕) 久富分会長は「交通事故は、ヒューマンエラーに起因することが多い。企業として社会的責任を自覚しなければならない、絶対に起こさない、起こさせないという強い気持ちで安全対策を推進しよう」と述べ、あおり運転の防止を呼び掛けた。 年末年始特別警戒の中、行橋署の西田哲也署長は「この地域の交通安全意識は高い。年末年始を迎え、飲酒の機会が増える。事業所では交通安全教育を徹底し、全力で事故防止対策に努めて欲しい」とあいさつ。 続いて、園児たちが「ゆっくり走って」などの文字とトラックの絵を描いた手作りの絵馬を分会員、警察官に手渡した。行橋分会からは園児たちに、ディズニーキャラクターの反射板を贈った。また、「反射材を直用しましょう」「横断歩道マナーアップ運動」と書いた大きな横断幕も幼稚園に寄贈した。 行橋分会の木村正昭副分会長は、①経営者、運行管理者、ドライバーが三位一体で、絶対に事故を起こさない信念を持とう②飲酒運転は「絶対しない、させない、許さない、見逃さない」――などを盛り込んだ交通事故防止宣言を読み上げた。 「許すな! あおり運転」の横断幕を取り付けた大型トラック4台と行橋分会のパトロール車が、北九州市警察部機動警察隊のパトカー、白バイ隊に先導され、交通安全街頭活動に出発した。 【写真=警察官や分会員に手作りの絵馬を贈る園児】