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郡山トラセンター協組、旧会館を取り壊し 老朽化受け 日通に土地売却

団体

2017/12/04 0:00

 【福島】郡山トラックセンター事業協同組合(永山忍理事長)は11月21日開いた臨時総会で、旧トラック団地内にある組合会館(土地、事務所)を処分することを決めた。老朽化が激しい事務所は取り壊して更地にし、駐車場を含めた土地(2820平方メートル)を日本通運に940万円で売却する。  共同事業の更なる活性化に向けた補完事業として2001年秋、旧団地の隣接地の郡山流通業務団地内に新トラック団地(面積8万2300平方メートル)を建設し、組合員の半数近い10社が移転。旧団地と合わせ、18万6千平方メートルの面積を有し、南東北の物流拠点として役割を担っている。  事務所も共同給油所内(売店を含む)に移転したため、組合会館は一時、賃貸物件としていたものの、建設から40年以上経ち老朽化が進んだことから、駐車場だけを組合員である日本通運郡山支店に貸していた。  同支店では、旧団地内にある物流倉庫や配送センターと合わせ、集配車や社員用の駐車スペースとして活用して業務の効率化を図る。(富田久男) 【写真=更地にして売却することを決定】





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