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青ト協、緊急物資輸送に協力 津波想定し訓練

団体

2017/11/20 0:00

 【青森】青森県トラック協会(木村英敬会長)は5日、八戸市で行われた東北地方整備局と八戸港湾・空港整備事務所が主催する地震と津波を想定した防災訓練に参加し、緊急物資輸送に協力した。  地元出身の大島理森衆院議長や滝沢求、田名部匡代の両参院議員らが見守る中、八戸港のポートアイランド地区で実施。青森県東方沖で地震が発生し、八戸市で震度6強の揺れを感じ、6メートルの津波が到達する想定で、訓練が行われた。八戸港港湾BCP(事業継続計画)に基づく航路啓開や港湾関係機関との連携強化、職員の防災対応能力向上が目的。  北陸地方整備局の大型浚渫(しゅんせつ)兼油回収船「白山」が、同港へ緊急物資を積んで入港。フレキシブルコンテナバッグ1個と段ボール20箱の物資を、クレーンで船から下ろした。続いて、船員らが連係してバケツリレーを展開。青ト協が手配した八戸通運(高林秀典社長、青森県八戸市)のユニック車へ、手渡し荷役で段ボール箱を積み込んだ。(今松大) 【写真=緊急物資を積んだ「白山」が入港】





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