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日貨協連、車限令講座を初主催 法令順守の徹底

団体

2017/11/20 0:00

 日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)は13日、名古屋市で車両制限令講習会を開いた。日貨協連が主催する車限令講習会は全国初という。  吉野会長が「高速道路会社6社が車限令違反への罰則を強化して7カ月が経過し、様々な措置命令や違反事例を聞いていると思う。警告や連帯責任など、これを機にいま一度内容を確認して違反が無いよう努めて欲しい」と訴えた。  その上で「昨今の取り締まりや連帯責任は厳しすぎる――といった指摘があり、場合によって荷主への警告、警鐘が必要との意見もある。これ以上、我々の事業継続にプレッシャーとならないよう全日本トラック協会(坂本克己会長)とともに、働き掛けを考えているので、法令順守を徹底してもらいたい」と話した。  講習会では、中日本高速道路名古屋支社の宮原茂樹・交通管制チームサブリーダーが、高速道路上の車限令違反への取り組みを説明。続いて、全ト協の礎司郎輸送事業部長が、大型・特殊車両にかかわる最近の法令・通達改正の状況を解説した。  事務局では「今日の講習会で分からない点があれば、愛知県貨物運送協組連合会(吉野会長)を通じて、問い合わせを受け付けている。今後も他の都道府県連合会から講習の要望があれば、積極的に出向いていきたい」としている。(梅本誠治) 【写真=日貨協連が主催する車限令講習会は全国初】





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