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サカイ引越&堺市、子育てのまちPRで協定 トラック400台にステッカー

物流企業

2017/11/16 0:00

 サカイ引越センターと堺市は9日、子育て支援情報の発信強化に関する連携協定を結んだ。「子育てのまち 堺」を広くアピールするのが狙いで、近畿2府4県の支社に所属するトラック400台にPRステッカーを貼付(ちょうふ)、走る広告塔として2018年3月末まで情報発信していく。  堺市では、妊娠から出産、子育て、教育に至るまで切れ目の無い子育て支援の充実を促進。待機児童を減らすため、認定こども園を拡充するとともに、妊婦や保護者が、身近な認定こども園及び保育所を「マイ保育園」として登録することで、妊娠中から出産後でも継続的に保育教諭、保育士といった専門職に相談できる制度を設け、共働き世帯が安心して暮らせる街づくりを進めている。  締結式で、竹山修身市長は「2月に災害時物資輸送協定を締結する際、『子育てのまち 堺』を広く知らせたい――と打診し、本日実現できたことは大変うれしい。堺とサカイが協力し、国内で宣伝していきたい。今後も相互協力をお願いする」と述べた。  サカイ引越センターの田島哲康社長も「堺市に本社を置き、創業47年目を迎えた。創業当時、会長及び先代社長が働いている間、保育園に通っていたが、夜遅くまで預かってもらえ、助かっていたのではないかと思う。女性が社会進出する中、育児サポートは大事。地域貢献できる絶好の機会と捉え、走る広告塔としての役割を果たすことはもちろん、一層、子育て支援の情報発信強化に努めたい」と話した。  PRステッカーはA3サイズで、サカイ引越センターのシンボルであるパンダが、「子育てのまち 堺」と書かれたのぼりを持つデザイン。トラックの後方扉に貼り、後続車への訴求性を高める。  締結式の後、市役所前の市民交流広場に移動し、田島氏と竹山氏によるステッカー貼付セレモニーも行われた。(落合涼二) 【写真=協定書を手にする田島社長(左)と竹山市長】





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