大分ト協、小学生むけ物流講座 大型ウィング車の試乗
団体
2017/11/16 0:00
【大分】大分県トラック協会(青木建会長)は6日、国東市の運送事業者、テクノ(徳丸俊文社長)で小学生対象の物流講座を開いた。安岐小学校の5、6年生の児童が参加、物流の役割を学び、トラックへの親しみを深めた。 講座は、座学と体験学習で行われ、青木会長が「国内輸送の9割を担う緑ナンバートラックは、皆さんの暮らしの中で重要な役割を果たしている。物流をしっかり学び、トラックを実際に見て、触れて、身近に感じて欲しい。また、交通事故には十分注意して」とあいさつ。 テクノの藤野浩一取締役は「トラックドライバーの1日」と題し、点呼やアルコールチェック、車両点検、運転業務のほか、安全運転のポイント、環境保全への配慮などをクイズを交えて紹介した。 トラックの試乗会では、テクノの大型ウィング車のルーフ内にある寝室が大人気で、児童たちは「ベッドがあってすごい」と感心していた。豊後通運(中島康博社長、杵築(きつき)市)のバルク車では、児童たちがサイロに飼料を投入するブーム操作にチャレンジした。(上田慎二) 【写真=テクノの大型ウィング車のルーフ内にある寝室が大人気】