物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

沖ト協、離島で初の運管講習 おんが自校と協力

団体

2017/11/13 0:00

 【沖縄】沖縄県トラック協会(佐次田朗会長)は3~5日、宮古島市で、離島では初となる運行管理者基礎講習を実施した。ドライビングアカデミーONGAのおんが自動車学校(力武浩一社長、福岡県遠賀町)とタイアップ。島内の高校生や事業所の管理者らが試験対策などを学んだ。  高校生向け運管講習を手掛けている同校が、トラック事業者と高校生の合同研修を企画。講師が運行管理者の心構えや安全確保するために順守すべき基本項目を説明した。  また、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法、道路交通法を踏まえ、過去の試験問題の傾向と対策を解説。安全運転のテクニックや交通マナーなどの実務上の知識にも触れた。  県内離島の事業者は、運行管理者資格などを取得する場合、沖縄本島にある研修機関で講習や試験を受ける必要があり、航空機代や宿泊、日当で多大なコスト負担を強いられている。  また、中小零細の個人事業者が多いため、幹部、ドライバーの宿泊出張を補う人員も足りず、沖ト協ではそうした離島会員の研修活動の支援に力を入れていく。(上田慎二) 【写真=管理者や高校生らが試験対策を学ぶ(3日)】





本紙ピックアップ

センコー、重量物や冷凍・冷蔵拡大

 センコー(大越昇社長、大阪市北区)は、重量物や冷凍・冷蔵品などの取り扱いを拡大する。グループで連携を図りながら、単体でシェアの低い分野を伸ばして全体の事業拡大につなげる。既存拠点で天井クレーンや温度管理設備といった機能…

全ト協/全国事業者大会、「適正化2法」実効性確保

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラック運送事業者大会が15日、朱鷺(とき)メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開かれた。全国から会員事業者ら1200人が集結し、トラック適正化2法の施行に…

国交省/遠隔・自動点呼実態調査、「対面で十分」半数以上

 国土交通省がまとめた遠隔点呼と業務後自動点呼の実態調査によると、両方とも実施していない事業者のうち、未実施の理由として「対面点呼で十分対応できている」が半数以上を占めた。一方、「要件が分からない」といった声も出ていたこ…

大阪・関西万博閉幕、物流業者も世界へアピール

 大阪・関西万博が13日に閉幕した。2025年日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一般来場者は2557万9千人で、目標の2820万人には届かなかったものの、05年に開かれた愛知万博(愛・地球博、2205万人)の入場者…

オススメ記事

センコー、重量物や冷凍・冷蔵拡大

 センコー(大越昇社長、大阪市北区)は、重量物や冷凍・冷蔵品などの取り扱いを拡大する。グループで連携を図りながら、単体でシェアの低い分野を伸ばして全体の事業拡大につなげる。既存拠点で天井クレーンや温度管理設備といった機能…

全ト協/全国事業者大会、「適正化2法」実効性確保

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラック運送事業者大会が15日、朱鷺(とき)メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開かれた。全国から会員事業者ら1200人が集結し、トラック適正化2法の施行に…

国交省/遠隔・自動点呼実態調査、「対面で十分」半数以上

 国土交通省がまとめた遠隔点呼と業務後自動点呼の実態調査によると、両方とも実施していない事業者のうち、未実施の理由として「対面点呼で十分対応できている」が半数以上を占めた。一方、「要件が分からない」といった声も出ていたこ…

大阪・関西万博閉幕、物流業者も世界へアピール

 大阪・関西万博が13日に閉幕した。2025年日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一般来場者は2557万9千人で、目標の2820万人には届かなかったものの、05年に開かれた愛知万博(愛・地球博、2205万人)の入場者…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap