赤帽宮城、救命講習を実施
団体
2017/11/09 0:00
【宮城】赤帽宮城県軽自動車運送協同組合(新田誠喜理事長)は10月28日、社会貢献活動の一環として救命講習を行った。 8月に実施したAED(自動体外式除細動器)の使い方などをインターネットで学ぶ「応急手当WEB講習」に続く第2弾の研修。今回は仙台市消防局の職員を講師に迎え、AEDを使用して実技研修を行った。 会場となった本部事務所には、組合員35人が参加。同消防局宮城野消防署・警防課救急係の高野厚志消防士ら4人の署員が講師を務めた。 研修では訓練用の人形を使い、受講者が1人ずつ心肺蘇生の実技訓練を行った。救命処置の流れに沿い、胸骨圧迫や人工呼吸の実施、AEDを使用した電気ショックなどを行い、心肺蘇生の仕方を学んだ。 新田理事長は「仕事柄、いろいろな場所に行くので、人が倒れている現場に遭遇する機会もあると思う。AEDの使い方など心肺蘇生の仕方を知っていれば、命を救うことが可能」と述べた。また、「組合員は高齢化が進んでいる。本部にも救命設備が必要」とし、早ければ年内にもAEDを設置する。(黒田秀男) 【写真=AEDを使った心肺蘇生を学ぶ】