鹿ト協/トラックの日、高所作業車に行列 青年部がイベント企画
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2017/10/30 0:00
【鹿児島】 鹿児島県トラック協会(中村利秋会長)は15日、鹿児島湾の人工島「マリンポートかごしま」で、トラックの日フェスティバルを開いた。青年部(福元幸介会長)が、子供から大人までトラックに親しんでもらおうと、多彩なイベントを企画。多くの家族連れが訪れた。(上田慎二) 「夢のあるトラック」がテーマの小学生絵画コンクールの表彰式では、中村会長が「おめでとう」と声を掛けながら、入賞者に表彰状を贈呈。入賞作品はラッピングトラックとして全国を駆け巡る。 トラック展示コーナーには30種類の車両が集合。外薗運輸機工(外薗直樹社長、薩摩川内市)提供した、ブーム先のバスケットの高さが最高40メートルの高所作業車が注目を集めたほか、安全産業(矢野健社長、鹿児島市)の足湯トラックでは子供やお年寄りが温泉を楽しんだ。 また、NHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」にちなんで花島運輸(花島昭男社長、浜松市北浜区)が制作した黄金の「なおトラック」も登場。西郷隆盛らのイラストを描いたセイコー運輸(鳥部敏雄社長、鹿児島市)の大型車でイベントを盛り上げた。 1周1キロのコースを走るトラクタヘッドの試乗会と、上空から桜島が一望できる高所作業車のリフト体験は、長蛇の列ができるほどの人気ぶり。このほか、大隅物流事業協同組合(福永寿一理事長)とタイアップして行った魚の捕み取り大会には、ブリ、ウナギを追い掛ける子供の歓声が響いた。 【写真=トラック展示コーナーには30種類の車両が集合】