福井ト協橋北支部、産廃施設を見学 小学生77人招き
団体
2017/10/30 0:00
【福井】福井県トラック協会の橋北支部(吉川義則支部長)は11日、福井市啓蒙(けいもう)小学校の4年生児童77人を招き、物流施設見学会を開いた。会員企業の産業廃棄物焼却処理施設で、ゴミ処理やリサイクルについて説明した。 北陸環境サービス(木下高廣社長、福井市)を訪問した。木下社長は「ゴミがどのような流れで焼却処分されているか、しっかり学んでいただきたい」とあいさつ。児童はクラスごとに3班に分かれ、焼却施設、コントロール室、事務所棟を、それぞれ順番に見学した。 クレーンを使って350キログラムのゴミを集積場から持ち上げ、焼却炉に移す大掛かりな作業を見て、児童らは驚きの声を上げた。また、事務所棟では、北陸環境サービスの企業紹介DVDを上映。廃棄物がリサイクル可能な資源とゴミに分別され、焼却後の灰が埋め立て処分されるまでの工程を映像で勉強した。 最後に、産廃用コンテナの脱着デモンストレーションを行った。児童らは、まるでロボットのような特徴のある動きを、食い入るように見つめていた。(星野誠) 【写真=産廃用コンテナの動きを見学】