栃ト協/トラックの日事業、道の駅で模擬店やクイズ実施
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2017/10/26 0:00
【栃木】栃木県トラック協会(吉髙神〈きっこうじん〉健司会長)は8日、トラックの日感謝デーイベントを、道の駅「うつのみや ろまんちっく村」(宇都宮市)で実施した。各支部模擬店のほか、大型トラックの荷台を使ったステージイベントを開催。好天に恵まれた残暑の中、4千人の行楽客が訪れた。 開会式では、吉髙神会長が「自然災害などでの緊急対応は、物流の重要な使命だ。現在、県内各市町と災害時の協力協定を結び、その使命を果たす体制を整えている」とあいさつした。 青年部会の関根浩二部会長が「今日1日、家族の思い出に残る良いイベントにしよう」と開会を宣言。また、全ト協広報委員会の小林和男委員長が初めて出席。「栃木県のイベントが、これほどの規模とは知らなかった。一人でも多くの人に業界のことを理解して欲しい」と呼び掛けた。 模擬店では、そばやうどんのほか、綿菓子やポップコーン、かき氷などを販売。他にはくじ引きや射的、金魚すくいなど縁日さながらの品ぞろえで、各支部の会員が行楽客を迎えた。 青年部会では、初の試みとして、県立今市工業高等学校(栃木県日光市)の生徒が研究するバッテリーカーの展示・試乗体験コーナーを開設。ソーラーカーなどのバッテリカーに、多くの親子連れが興味を示した。 会場中央では、大型トラックなどを展示。冷凍車両の庫内体験には、涼しさを求め、大勢の希望者が列を作った。 ステージでは、子供に人気のキャラクターショーのほか、バンドがジャズを生演奏。昨年から開始した「トラック協会おたのしみクイズ大会」では、運送業界の一般知識のほか、交通法規などから二択式クイズを行い、参加者に秋の果物をお土産として配布する代わりに、売り上げ全額を交通遺児への募金とする参加券を販売した。 松崎恭博副部会長が10万7千円の募金が集まったことを報告し、閉会を宣言。最後に全役員の万歳三唱で幕を閉じた。(佐々木健)