プロロジス、神戸で物流施設建設へ 3PL企業と賃貸契約
産業
2017/10/23 0:00
プロロジス(山田御酒社長、東京都千代田区)は18日、国内3PL(サードパーティー・ロジスティクス)企業と賃貸契約を結び、プロロジスパーク神戸4を開発する、と発表した。2018年6月に着工し、19年6月の竣工を目指す。 神戸市西区の神戸テクノ・ロジスティックパーク内に建設する。敷地面積1万3千平方メートル、地上4階建てで、延べ床面積は2万4700平方メートル。全館LED(発光ダイオード)照明、緊急地震情報システムや衛星電話などを採用し、環境及び防災に配慮。また、標高が高いため津波リスクは無く、強固な地盤で防災性に優れる。 山陽自動車道・神戸西インターチェンジ(IC)から900メートルと交通の利便性が良い。19年には新名神高速道路の開通も見込まれ、京都をはじめ、奈良、滋賀の各府県、中京方面へのアクセスが大幅に向上。山陽自動車道を経て広域幹線網に直結しており、西日本をカバーする戦略的物流拠点として活用できる。 なお、神戸テクノ・ロジスティックパーク内では、プロロジスパーク神戸及び神戸2が稼働中で、神戸3も計画中。更に、神戸4の隣接地には、特定企業向けに神戸5の建設も予定している。(落合涼二) 【写真=プロロジスパーク神戸4(左)の隣接地では、神戸5の建設も計画中(完成予想図)】