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広ト協、トラックまつり開く 仕事体験やトレーラ試乗 市民2万3千人来場

団体

2017/10/19 0:00

 【広島】広島県トラック協会(小丸成洋会長)は8日、ひろしまトラックまつりを広島運輸支局構内で開催し、市民に業界をアピールした。トラックドライバーの仕事体験やトレーラ試乗など、物流の仕事を身近に感じてもらう企画が目白押しで、家族連れを中心に2万3千人が来場した。また、今回は初めて、高校生に人気のラジオ番組ともタイアップ。PRの対象を就職が間近に迫っている世代にも広げた。(矢野孝明)  おなじみのドライバー仕事体験では、子供たちが専用のユニホームを着用。アルコール検知器を使った運行前点呼から、車両点検、運行指示書に基づく集荷と配送、日報の提出まで、1日の業務を凝縮して体験した。会場内をトラックに見立てた台車に荷物を積んで回る姿がほほ笑ましく、家族が付き添いながら撮影した。  人気イベントのミスタートラックヒーロー決定戦では、5人の現役ドライバーに混ざり、広島FMの音楽番組の若手DJがエントリーしたほか、女性DJも応援で参加。子供たちと一緒に、選手に声援を送った。また、会員企業のトラガール3人もステージに上がり、競技を解説しながら、女性目線で仕事のやりがいや魅力を紹介した。  ラジオとのタイアップでは、トラックまつり実行委員会の橘高(きったか)常泰委員長が番組に事前に出演し、イベントの告知とともに若者世代に業界をPRした。  このほか、冷蔵冷凍車や高所展望車、フォークリフトなどの乗車体験、建設作業車パフォーマンスなど内容満載。各ブースに長い行列ができるなど、いずれも盛況だった。  ステージでは、創作エイサーの演舞や書道パフォーマンス、地域の小学校吹奏楽部による吹奏楽、高校生によるダンスなどが繰り広げられたほか、トラックの日絵画コンクール表彰式も実施。広島県警察音楽隊の演奏が最後を飾った。  フードコーナーには、県内の有名店やご当地グルメの屋台がずらりと並んだ。また、広ト協の支部なども飲食店や屋台などを出店した。 【写真=人気イベントのミスタートラックヒーロー決定戦では、子供たちが選手に声援を送る】





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