兵ト協/トラックの日、スタンプラリー盛況 業界の存在感示す
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2017/10/19 0:00
【兵庫】兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は、トラックの日の9日に姫路市でイベントを開き、県民に広く業界の存在感を示した。姫路城近くの会場に、家族連れや観光客が多数訪れ、スタンプラリー、トラッククイズなどに興じた。(渡辺弘雄) スペシャルイベントのスタンプラリーでは今回、姫路城を周回する3キロのコースを設営。事前に先着順で受け付けた参加者600人は、大手前公園から北勢隠門跡、シロトピア記念公園、城見台公園を経て、元の場所に戻る道のりを散策した。 イベントの目玉とあって開園前から行列ができ、女性経営者部会(天狼会、櫻井典子会長)のメンバーが応対。全員にドリンクを渡したほか、ゴールにたどり着いた参加者に姫路城菓「玉椿」を贈った。 ウィング車を使ったステージでは、青年部協議会の正副会長が登壇し、黒田智也会長が兵ト協について紹介し、トラックの日の由来やトラック輸送が果たす役割を熱く説いた。また、平戸伸和副会長もCNG(圧縮天然ガス)、最新規制適合車両の導入やエコドライブの徹底で環境保全に努める取り組みを示した。 ご当地キャラクターとの記念撮影会では、兵ト協のトラッ君をはじめ、県の「はばタン」、姫路城の「しろまるひめ」、姫路市の「かんべえくん」など6体が勢ぞろい。子供と手をつないで写真に収まった。 トラッ君は、その後のクイズ大会にも登場。トラックにちなんだ五つの問題の正解、不正解をポーズで表現し、その都度、歓声を浴びた。 音楽ショーでは、姫路市を中心に活動するアイドルグループのKRD8と県警音楽隊が演奏などのパフォーマンスを披露。各ブースでは、トラックドライバー体験、トラックで遊ぶミニゲーム、クリーントラックの展示を行った。 イベントに先立ち、県内各地で地元の青年部会のメンバーが中心となり、駅前や高速道路のサービスエリアでPR活動を展開。ホームページ、ラジオ、チラシによる広報とともに、集客を高める役割を担った。 【写真=トラッ君がクイズの正解、不正解をポーズで表現】