物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

陸災防大阪支部など/健康づくりフォーラム、仕事と治療の両立へ

団体

2017/10/16 0:00

 【大阪】大阪労働局や陸災防大阪府支部(澤田時雄支部長)など府内の労働災害防止団体は4日、全国労働衛生週間の一環として、大阪・職場の健康づくりフォーラムを開き、労災の無い安全な職場づくりに向けて、職場における健康対策の先進事例などを学んだ。  大阪労働局の田畑一雄局長は「脳や心臓の疾患、腰痛などの労災が、依然として多く発生している。仕事と治療の両立しやすい職場の整備や過労防止、メンタルヘルスの推進にも力を入れていく必要がある。今後も心と体の健康づくりに、職場を挙げて取り組んでもらいたい」と呼び掛けた。  近年の労働衛生行政の課題と現状について、小島敬二労働基準部長が基調講演。続いて、大阪大学大学院の柴山浩彦准教授が「アサヒビール吹田工場における労働衛生管理」をテーマに、健康づくり活動や病気療養後の職場復帰支援の事例を紹介した。  また、産業医科大学ストレス関連疾患予防センターの岩崎明夫特命講師は「ストレスチェックを成功させるポイント」として、集団分析の活用や高ストレス者への面接指導の方法を交えて解説した。(小菓史和) 【写真=健康対策の先進事例などについて学ぶ】





本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap