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富ト協、県防災訓練に参加 船舶から積み下ろし

団体

2017/10/16 0:00

 【富山】富山県トラック協会は9月30日、県総合防災訓練に参加し、緊急物資輸送に取り組んだ。これまでの同様の取り組みでは、陸上でストックした物資を被災地へ運ぶパターンが多かったが、今回は船舶から積み下ろす作業も行った。  呉羽山断層帯を震源とするマグニチュード7.4の地震により、道路寸断、建物倒壊、火災、ライフライン施設の損壊などの被害が出ている――との想定で実施。日本通運富山支店(安武聡支店長、富山市)とトナミ運輸(綿貫勝介社長、高岡市)が車両を供出した。  富山港に接岸した海上自衛隊の掃海艇から貨物を陸揚げし、上屋での検品を経て、トラックに積載。この後、避難場所に指定されたメイン会場、富山市のアルペンスタジアムまで運搬した。会員らは自衛隊をはじめ、関係機関と連携しながら迅速、確実な作業に努めた。(河野元) 【写真=海上自衛隊の掃海艇から貨物を陸揚げ】





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