ふそう/カスタマーサービスコン、整備・販売スキル競う
産業
2017/10/12 0:00
三菱ふそうトラック・バス(マーク・リストセーヤ社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市幸区)は7、8の両日、喜連川研究所(栃木県さくら市)でカスタマーサービスコンテストを開いた。全国の販売会社と地域販売部門から選ばれた89人のスタッフが、整備や販売に関する知識や技術を競い合った。 コンテストは、スタッフの製品に関する知識や整備技術、顧客対応力の向上を目指し、毎年行われている。2016年には「パーツ部門」を設けるなど内容を刷新。今回は、ふそう直系の7セールセンター(SC)と独立販売会社10社が出場した。 競技は、1チーム3人で戦うサービス部門と個人戦のパーツ部門に分かれるとともに、会社ごとの平均点で競う会社対抗部門を実施。5月に発売した新型の大型車「スーパーグレート」を中心とした問題が多く設定された。 サービス部門では、不具合部分の特定能力やユーザーへの対応力を競う実技競技と学科競技を実施。パーツ部門は学科に加え、顧客への提案力などで勝負するロールプレイング競技やスピーチ競技を行った。 熱戦の結果、会社対抗では「SC東海・北陸」が優勝。サービス部門は「SC東北・北関東2」、パーツ部門では「SC西日本・九州」の藤本健太選手(福岡支店)が、それぞれ1位に輝いた。(土屋太朗) 【写真=新型の「スーパーグレート」を中心とした問題を多く設定】