物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

大阪ト協、トラックで内輪差実験 園児と高齢者に注意促す

団体

2017/10/12 0:00

 【大阪】大阪府トラック協会(辻卓史会長)は9月28日、港警察署や大阪市港区などが行った子供と高齢者の交通安全教室に協力し、トラックの内輪差の実験を通して、交通事故防止に向けた注意喚起に努めた。  地元の保育園児と老人会のメンバーらが参加。園児とお年寄りの代表が「交通ルールを守り、事故防止に努める」と交通安全宣言したのに続き、港支部(藤井武治支部長)会員から派遣された2トン車を使って、カーブの内側に置かれた紙コップがトラックの後輪で踏まれる様子を実演した。  港署の警察官が「自動車がカーブや交差点を曲がる時、後輪が前輪より内側を通るという特性がある。車に近づき過ぎるのは大変危険」と解説。事故に遭わないよう注意を呼び掛けた。  会場となった港区のオリックスドライビングスクール弁天町には、府警のマスコットキャラクターも登場。クイズ形式で道路標識や交通ルールを園児と高齢者に分かりやすく説明した。(小菓史和) 【写真=カーブの内側に置かれた紙コップがトラックの後輪で踏まれる様子を実演】





本紙ピックアップ

石蔵商店建材事業部、屋根の熱シートで遮断

 屋根からの熱を遮断して建物内の気温上昇を防ぐ、石蔵商店建材事業部(石蔵義浩代表取締役、福岡市東区)の遮熱シートが、厳しい残暑の続く中で注目を集めている。熱中症対策の義務化も後押しし、冷房の設置が難しい倉庫でも作業員の体…

協会けんぽと宮ト協、「ドラめし」で健康づくり

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の宮城支部(青柳直志支部長)と宮城県トラック協会(庄子清一会長)は2025年度、トラックドライバーの健康づくりを「食」の面から支援する「ザ・ドラめしプロジェクト」を立ち上げた。健康的で満足…

東海交通遺児を励ます会、「応援自販機」設置に力

 東海交通遺児を励ます会(吉野雅山会長)は1969年の設立以来、交通事故で親を亡くした子どもたちの自立に向け、入学準備金の用意や励ます会の開催などを通じて支援活動を続けているが、近年は頻発する自然災害の影響などもあって寄…

近畿圏内交通事故件数24年、高止まり状態続く

 近畿圏内のトラックの交通事故件数が、高止まりの状態が続いている。2024年の事故での死者数が54人でバスと比べ18倍、タクシーと比べて4.5倍だった。負傷者数は132人で、それぞれ2倍、2.75倍だった。トラック関連団…

オススメ記事

石蔵商店建材事業部、屋根の熱シートで遮断

 屋根からの熱を遮断して建物内の気温上昇を防ぐ、石蔵商店建材事業部(石蔵義浩代表取締役、福岡市東区)の遮熱シートが、厳しい残暑の続く中で注目を集めている。熱中症対策の義務化も後押しし、冷房の設置が難しい倉庫でも作業員の体…

協会けんぽと宮ト協、「ドラめし」で健康づくり

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の宮城支部(青柳直志支部長)と宮城県トラック協会(庄子清一会長)は2025年度、トラックドライバーの健康づくりを「食」の面から支援する「ザ・ドラめしプロジェクト」を立ち上げた。健康的で満足…

東海交通遺児を励ます会、「応援自販機」設置に力

 東海交通遺児を励ます会(吉野雅山会長)は1969年の設立以来、交通事故で親を亡くした子どもたちの自立に向け、入学準備金の用意や励ます会の開催などを通じて支援活動を続けているが、近年は頻発する自然災害の影響などもあって寄…

近畿圏内交通事故件数24年、高止まり状態続く

 近畿圏内のトラックの交通事故件数が、高止まりの状態が続いている。2024年の事故での死者数が54人でバスと比べ18倍、タクシーと比べて4.5倍だった。負傷者数は132人で、それぞれ2倍、2.75倍だった。トラック関連団…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap