宮城ト協仙南支部、警察のパレードに協力 事故防止アピール
団体
2017/10/12 0:00
【宮城】宮城県トラック協会の仙南支部(平良夫支部長)は9月29日、岩沼警察署によるトラックやバス、タクシーの事業用車両を使ったパレードに協力した。大型車3台を使用して一般市民に交通安全を呼び掛けた。 車両パレードは、秋の全国交通安全運動の終日(9月30日)の「交通事故ゼロを目指す日」に合わせた啓発活動の一環として、同署が2016年から運送業界と地域の交安関係団体に呼び掛けて実施しているもの。 開会式で、横山郁雄署長は「宮城県内の交通事故死亡者数は7人(9月28日時点)で、昨年同期比で23人も減少している。同署管内では1人で、4人も少なくなっている。日頃の安全活動やパレードの成果だ。市民の安全意識を一層高めながら、(このペースを)年末まで継続していこう」とあいさつ。 宮城ト協仙南支部の佐藤日吉副支部長は「公道を利用して仕事をしている事業用自動車の社会的使命は大きい。経営トップ自らが先頭に立ち、安全優先に徹していきたい」と事故ゼロへの決意を示した。 パレードは、名取市植松地内からスタートし、国道4号を南下して岩沼青果市場までの4キロを走行した。トラック3台には「飲酒運転の根絶」「人にやさしい安全運転」「今日は事故死ゼロを目指す日」の横断幕が掲げられ、一般ドライバーや市民に事故防止をアピールした。(富田久男) 【写真=横断幕を掲げたトラックが走行】