物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

岐ト協/トラ日イベント、高所作業車に長蛇の列 冷凍車の運転席と荷室体験

団体

2017/10/09 0:00

 【岐阜】岐阜県トラック協会(田口義隆会長)は9月24日、恵那市で、トラックの日のイベントを開催した。今回初めて、高さ最大10メートルの高所作業車を設置。高い目線から普段と違った景色が見られるとあって、親子連れが長蛇の列をつくった。青年部会(山田有恒部会長)が企画・運営を行い、500人が来場、トラックに親しんだ。  同市の恒例行事「ENAみのじのみのり祭り」の会場の一角に、イベント用スペースを確保。山本急行(山本英史社長、恵那市)が大型冷凍トラックを提供し、子供たちに運転席とセ氏マイナス25度の荷室を体験させた。また、全長13.5メートルのトラック型遊具「ふわふわコンボイ」も人気を集めた。  各アトラクションを楽しんだ子供たちは、写真入りの「子ども免許証」を受け取り、満面の笑みを浮かべていた。  山田部会長は「高所作業車を使ったのは初めてだったが、市内と周囲の山々を一望でき、風景を楽しんでもらえたと思う。ライフラインを支えるトラックの重要性と魅力を、今後も子供たちに伝えていきたい」と力を込めた。  前日の福井に続いて岐阜も訪れ、連日トラ日イベントを視察した中部ブロック青年部協議会の伊藤将志代表幹事は、「限られたスペースの中で上手にレイアウトしていて、感心させられた。地元三重県では11月にトラックフェスタを開催する予定だが、ぜひ参考にしたい」と話した。(星野誠) 【写真=高所作業車は今回初めて設置】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap