UD/新型クオン、女性運転者が試乗体験 視線・姿勢移動を少なく バック時もスムーズ
産業
2017/10/02 0:00
UDトラックス(村上吉弘社長、埼玉県上尾市)は9月27日、女性ドライバーを対象に、大型トラック「クオン」の試乗会をテストコース内に併設された体験型施設で実施した。(小瀬川厚、田中信也) 4月にフルモデルチェンジしたクオンは、クラッチ操作が不要なAMT(機械式自動変速機)「ESCOT-Ⅵ(エスコット・シックス)」や、ミリ波レーダーとカメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「トラフィックアイブレーキ」、車間距離制御装置「トラフィックアイクルーズ」などの先進安全支援システムを搭載。視線・姿勢移動の少ない運転席回りの操作性を高めたことにより、女性でも運転しやすくなっている。 国内車両営業本部の高野和弘・セールスプロモーションマネージャーが、クオンの特徴でもある五つの基本性能(運転性能、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率)の高さを説明した後、参加者がテストコースを走行。同乗したUDのスタッフが機能を説明しながら、一般的にAMT車が不得手とするバック時のスムーズさなども体験した。 試乗会に参加した中瓶子(ちゅうへいし)好枝さん(ヒューテックノオリン東京臨海支店)は、「普段乗っている3トンのAT(自動変速機)車よりバック時の動きがスムーズだった」と感想を述べた。別の女性ドライバーからも「これまでのオートマチック車と違ってスムーズで加速性能も良く、これなら乗ってみたい」「振動が少なくて乗り心地が良く、インパネも操作しやすかった」といった声が聞かれた。 【写真=女性ドライバーがテストコースを走行】