ASMトランスポート、ラップトラ導入しGマークPR 業界の地位向上へ
物流企業
2017/09/28 0:00
【山形】エイエスエムトランスポート(工藤亜紀子社長、山形県酒田市)は山形県トラック協会の要請を受け、安全性優良事業所認定(Gマーク)制度の認知度を高めるため、ラッピングトラックを9月5日から走行させている。 山形ト協では既に、内陸(熊沢貞二支部長)、置賜(武田良宏支部長)の両支部の会員に同ラップトラを導入しており、今回は庄内支部の会員からASMを選んだ。ラッピングは4トントラックに施した=写真。 花き輸送用の車両で、主に庄内地区から関東や関西方面への輸送に使用。運転は若手ドライバーが担当し、9月の彼岸の時期にはフル稼働で走行、Gマークをアピールした。 同社は、社是の一つに「無事故 無違反 プロの自覚」を掲げ、法令順守の徹底や交通事故・労働災害の防止に全社を挙げて取り組んでいる。Gマークは2006年に取得し、継続中。17年は更新の時期に当たるが、適正化事業実施機関による5月の巡回指導では指摘事項がゼロ(満点の評価)だったという。 工藤社長は「Gマーク制度の認知度が高まり、業界の社会的地位の向上につながればうれしい。庄内地区の1台に選ばれて光栄であり、誇りでもある。安全・安心なGマークの普及に向け、精一杯に取り組む。プロの運転で一般車両の模範となり、安全運転に努めたい」と話している。(黒田秀男)