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大和ハウス、静岡初のマルチ型 DPL新富士 来月から本格稼働 中部で開発加速

産業

2017/09/25 0:00

 大和ハウス工業は20日、静岡県富士市で建設していたマルチテナント(複数企業入居)型物流施設「DPL新富士」を同日付で竣工させ、10月1日から本格稼働させる、と発表した。同社によると、静岡県内では初めてのマルチ型で、DPL新富士を皮切りに中部地域における物流施設開発を加速させる方針だ。(井内亨)  敷地面積2万8200平方メートル、鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は3万平方メートル。傾斜のある敷地形状を生かし、1、2階ともにトラックが直接乗り入れできる設計としたため、作業効率の向上が期待できる。また、富士市の地域特性をデザインに取り入れ、富士山の溶岩を外構の植栽に利用するとともに、富士山麓のブランド木である富士ヒノキを施設内事務所の各エントランスに使用している。  新東名高速道路・新富士インターチェンジ(IC)から800メートルと近く、関東、中部、関西、北陸地域に向けた配送に優れており、中部横断自動車道を利用すれば、信越地方へのアクセスが容易。清水港までは36キロと、陸海輸送の優位性も高い。また、海抜が130メートル以上の位置にあり、BCP(事業継続計画)に取り組む企業の拠点として適した立地。最大5社の入居が可能だが、製造業や物流企業など3社が決定済みで、既に満室となっている。  DPL新富士では、省エネ・低炭素社会の実現を見据え、再生可能エネルギーの全量買い取り制度を利用した売電事業に取り組む。期間は、国による固定買い取り期間である10年を予定している。1万4千平方メートルの屋根上には、発電容量270ワットの太陽光発電パネルを4500枚を設置。総発電容量は1.2メガワットで、日中発電した全電力を東京電力に売電する方針だ。 【写真=傾斜の敷地形状を生かし、1、2階ともにトラックが直接乗り入れ可能】





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