NACCSセンター、次期システム来月開始 移行前最後の説明会
産業
2017/09/18 0:00
輸出入・港湾関連情報処理センター(NACCSセンター、服部剛社長、川崎市幸区)は10月8日に予定する通関情報処理システム(NACCS)の更改に向け、移行前後となる説明会を全国で開いている。システムの利用者を対象に、スムーズに移行するためのデータ処理業務上の注意点などを呼び掛けている。 説明会は12~29日に全国39のエリアで開催。13日は東京税関(東京都江東区)で実施した。同社担当者が更改に伴う現行システムの停止時間や、移行の対象外となるデータなどについて説明。システムが止まる直前にできる限りデータ処理を行わないよう注意喚起するなど、更改前後の業務に関する留意事項を伝えた。 次期システムへの移行は、航空・海上システムを統合してから初の更改となり、同社大規模の手続きとなる。(土屋太朗) 【写真=更改前後の業務に関する留意事項を伝える(13日、東京税関)】