物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

NACCSセンター、次期システム来月開始 移行前最後の説明会

産業

2017/09/18 0:00

 輸出入・港湾関連情報処理センター(NACCSセンター、服部剛社長、川崎市幸区)は10月8日に予定する通関情報処理システム(NACCS)の更改に向け、移行前後となる説明会を全国で開いている。システムの利用者を対象に、スムーズに移行するためのデータ処理業務上の注意点などを呼び掛けている。  説明会は12~29日に全国39のエリアで開催。13日は東京税関(東京都江東区)で実施した。同社担当者が更改に伴う現行システムの停止時間や、移行の対象外となるデータなどについて説明。システムが止まる直前にできる限りデータ処理を行わないよう注意喚起するなど、更改前後の業務に関する留意事項を伝えた。  次期システムへの移行は、航空・海上システムを統合してから初の更改となり、同社大規模の手続きとなる。(土屋太朗) 【写真=更改前後の業務に関する留意事項を伝える(13日、東京税関)】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap