物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ヨシオ、反射材展示会でPR 事故回避に結び付く

産業

2017/09/11 0:00

 ヨシオ(小泉博史社長、東京都足立区)は5日、反射材エキシビジョン2017(日本反射材普及協会主催)に出展し、多様な反射材をPRした。  同社は、国内の自社工場で高輝度反射材にこだわった交通安全・防犯製品やノベルティー用品などを製造し、トラック業界や警察関係などで幅広く利用されている。  会場では、都道府県や団体のイメージキャラクターのオリジナルキーホルダータイプ、自転車のハンドルの両端に付けるタイプ、リストバンドタイプ、靴やカバンに付けるタイプなど様々な反射材を紹介。反射材を散りばめた、よろいかぶとも注目を集めた。  同社の製品は、日本反射材普及協会のJPマーク認定を受けている。JPマークの反射材は、夜間、車の下向きのヘッドライトに対して57メートル以上離れた場所でも確実に光を光源に向かって反射する。  夜間、黒っぽい服装の歩行者にドライバーが気付くのは26メートル先、明るい色の服装の歩行者に気付くのは38メートル先とされている。乾いた路面を時速60キロで走行する車両が停車するまで44メートル程度で、その際、反射材が有効になる。  トラック用品営業部の大宮成浩係長は「反射材を付けることでトラックドライバーは早期に歩行者に気付き、事故の回避に結び付く。JPマーク認定の反射材は事故防止に非常に有効」と話している。(高橋朋宏) 【写真=ブースを訪れて反射材を試す来場者】





本紙ピックアップ

手形・小切手廃止、「効率化つながる」評価

 紙の手形・小切手の利用が2026年度末で廃止されるのに向け、物流業界でも対応が進んでいる。銀行振り込みや電子記録債権などに切り替えた事業者からは、効率化につながるとして評価する声が多い。会員企業に対応を促すため、トラッ…

富士運輸「アスファルト原液輸送」、複数人運行&手当 

 富士商(藤田敏彦会長兼社長、山口県山陽小野田市)グループの富士運輸(阿部悦雄社長、同)は、運送会社の廃業・撤退が増えている道路舗道に使うアスファルト原液の輸送を、1台の車両を複数のドライバーが乗り回す運行体制とマルチス…

阪神港「CONPAS」実用化1年、意見すれ違い普及進まず

 阪神港で実用開始から1年以上経っても、コンテナの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の普及が進まない現状について、海上コンテナ輸送事業者とコンテナターミナル(CT)運営会社の意見が擦れ違っている。CT側は「事…

両備TC、ドライバーが貨物・旅客輸送を兼務

 両備ホールディングス(松田敏之代表取締役CSO=最高戦略責任者)の両備トランスポートカンパニー(両備TC、荒木一守カンパニー長)は、大阪支店(大阪府和泉大津市)で、一人のドライバーが貨物と旅客の輸送を兼務する多能工化を…

オススメ記事

手形・小切手廃止、「効率化つながる」評価

 紙の手形・小切手の利用が2026年度末で廃止されるのに向け、物流業界でも対応が進んでいる。銀行振り込みや電子記録債権などに切り替えた事業者からは、効率化につながるとして評価する声が多い。会員企業に対応を促すため、トラッ…

富士運輸「アスファルト原液輸送」、複数人運行&手当 

 富士商(藤田敏彦会長兼社長、山口県山陽小野田市)グループの富士運輸(阿部悦雄社長、同)は、運送会社の廃業・撤退が増えている道路舗道に使うアスファルト原液の輸送を、1台の車両を複数のドライバーが乗り回す運行体制とマルチス…

阪神港「CONPAS」実用化1年、意見すれ違い普及進まず

 阪神港で実用開始から1年以上経っても、コンテナの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の普及が進まない現状について、海上コンテナ輸送事業者とコンテナターミナル(CT)運営会社の意見が擦れ違っている。CT側は「事…

両備TC、ドライバーが貨物・旅客輸送を兼務

 両備ホールディングス(松田敏之代表取締役CSO=最高戦略責任者)の両備トランスポートカンパニー(両備TC、荒木一守カンパニー長)は、大阪支店(大阪府和泉大津市)で、一人のドライバーが貨物と旅客の輸送を兼務する多能工化を…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap