神ト協、小田原で合同防災訓練 9都県市 物流輸送に参加
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2017/09/11 0:00
【神奈川】首都圏の9都県市は1日、神奈川県小田原市の酒匂川(さかわがわ)河川敷を中央会場に、合同防災訓練を行った。神奈川県トラック協会(吉田修一会長)からは緊急物資輸送車が出動し、輸送訓練に加わった。 警察、消防のほか、自衛隊や米軍、海上保安庁などの防災関係機関が参加。ヘリコプターや大型重機などを使い、大型車の多重衝突事故の負傷者を救出したり、中高層ビル火災で建物内に取り残された人の救助など、大掛かりな訓練が行われた。 神ト協からは、会員事業者の2トントラック1台が参加。県内の物資保管拠点で積んだ食料などを会場に届けた。また、吉田会長、金谷智司副会長、石橋広専務らが訓練の様子を視察した。 閉会式には安倍晋三首相も会場を訪れ、参加者を激励するとともに、地域住民と防災関係機関の連携の重要性を訴えた。(吉田英行) 【写真=会場に緊急物資を届ける神ト協の会員車両】