物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

鶴見グループ、安マネ推進PJ検証 総決起大会 ストレスによる事故抑止

物流企業

2017/09/04 0:00

 【大分】鶴見(三浦政人社長、大分県別府市)を中核企業とする鶴見グループは、8月26、27の両日開いた安全推進総決起大会で、1月にスタートした運輸安全マネジメント推進プロジェクト(PJ)の上期の検証を行い、下期の対策と数値目標を策定した。働き方改革を推進するため「休日の過ごし方」をテーマにグループ討議。ストレスや過労による事故を抑止する。  鶴見とグループ会社の物流サービス(三浦社長、日田市)、鶴見運輸倉庫(三浦茂樹社長、滋賀県東近江市)からドライバーが参加。  三浦政人社長は「トラブルは休日明けに起きる傾向にあり、休日の休養、リフレッシュは事故を防ぐための大切な要素。安全は企業の信用と社会的責務だ。笑顔で出勤できる環境をつくろう」とあいさつ。  安全推進総決起大会では、上期の事故防止活動を振り返り、ヒヤリ・ハットの原因究明、防止対策を報告。各チームが活動の実績を分析し、下期の安全活動の重点項目を発表した。  また、休日の過ごし方に関する目標は「6時間以上の睡眠を取る」「家族の協力を得て十分に休養する」「作業効率を高め、早めに帰宅する」などを掲げ、健康管理の重要性を再確認した。  大会スローガンが書かれた横断幕を前に「プロの意識と誇りで事故、労働災害ゼロを目指そう」と気勢を上げ、交通事故・労災防止への決意を胸に拳を突き上げた。(上田慎二) 【写真=交通事故・労災防止への決意を胸に拳を突き上げる】





本紙ピックアップ

CLO選任義務付け、チーム編成で全体最適化

 新物流効率化法(新物効法)に基づき、3200の特定荷主に選任が求められる物流統括管理者(CLO)――。CLOには、自社のみならずサプライチェーン(供給網)や社会全体を見渡せ、かつ物流に精通する人物が求められている。しか…

日通など、価格据え置き

 公正取引委員会は14日、2024年度の適正な価格円滑化の取り組みに関する特別調査の結果を踏まえ、取引価格を据え置かれ、事業への影響が大きい発注先として、日本通運(竹添進二郎社長、東京都千代田区)、電通、コーナン商事の各…

首相、ドライバーと対話

 政府は14日、首相官邸でトラックドライバーらとの車座対話を行い、石破茂首相をはじめ関係閣僚と、ドライバー、トラック運送の経営者が賃上げの実現に向けた適正運賃・料金の収受や、現場の環境改善などについて意見を交わした。(田…

北越コーポ、異業種ラウンド輸送推進

 北越コーポレーションは新潟工場(新潟市東区)で生産する紙製品の出荷について、関西向け鉄道コンテナ便の復路で、乗用車を積載する異業種ラウンドマッチング輸送を進めている。コンテナ積載率の向上とともに、環境負荷の低減に向け、…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap