岩ト協/ドラコン、佐々木選手が知事賞 日通が3部門を制覇
団体
2017/08/10 0:00
【岩手】岩手県トラック協会(高橋嘉信会長)は7月29日、トラックドライバー・コンテストを開催した。熱戦の結果、日本通運勢が3部門を制覇。4トン部門で栄冠を手にした佐々木康成選手(日本通運盛岡支店)は、同部門で連覇を達成した。(今松大) 佐々木選手は全出場選手の中で最高得点の876点を記録し、県知事賞を受賞。記念盾を掲げ「イメージ通りだったので、手応えを感じた。昨年悪かった部分を修正することができて良かった。結果を残せてうれしい」と笑顔を見せた。 11トン部門では工藤義樹選手(同)が、トレーラ部門は佐々木誠選手(同)が、それぞれ優勝。また、県内に本社を置く車両数30台以下の事業所からの出場者で、各部門5位までに入賞しなかった成績最優秀者に贈る敢闘賞は、4トン部門が川向誠選手(蒲野建設)、11トン部門は田中力選手(ケイ・シー・ティー)が獲得した。 同大会は交通法規の順守に加え、事故防止と環境負荷の低減に努めるとともに、プロドライバーの誇りと社会的責務を自覚させる目的で開催。10月に茨城県で開かれる全国大会の予選も兼ねている。7月1日に学科(400点)を終えているため、29日は運転(400点)と点検(200点)の両競技を実施。県内各地の18事業所から40人が参加し、日頃の業務で培った能力を競い合った。4トン部門の運転競技に出場した選手らは、難易度の高いS字バックにも挑戦。上位進出を目指し、集中してハンドルを握った。 そのほかの上位入賞者は次の各選手。 〈11トン〉2位=大橋正典(岩手雪運)▽3位=昆信也(日本梱包運輸倉庫北上営業所) 〈4トン〉2位=高橋和幸(東北エース物流盛岡営業所)▽3位=島田雄也(西濃運輸盛岡支店) 〈トレーラ〉2位=田中和伸(西濃運輸盛岡支店)▽3位=金沢祐樹(東北自動車輸送岩手営業所) 【写真=4トン部門では、難易度の高いS字バックにも挑戦】