プロロジス、大阪・門真にBTS型 加勢と賃貸契約
産業
2017/08/07 0:00
プロロジス(山田御酒社長、東京都千代田区)は1日、3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)や、複数の3PL企業をネットワーク化しアウトソーシング業務を受託する4PLを手掛ける加勢(風間国義社長、大阪市中央区)と1万6千平方メートルの賃貸契約を締結し、大阪府門真市でBTS(特定企業入居)型物流施設「プロロジスパーク門真」を開発する、と発表した。 敷地面積は8300平方メートル、地上4階建てで、延べ床面積1万6600平方メートル。11月に着工し、2018年10月の竣工を目指す。加勢は以前から同市近郊で新拠点の整備を検討しており、16年にプロロジスが日立物流から土地を取得、開発を実現した。加勢は日雑品やEコマース(電子商取引)のほか、医薬品などの物流業務の受託を想定しており、保冷庫の導入を検討している。 大阪市内中心部まで20分、京都市内中心部までは35分と近く、近畿自動車道・門真インターチェンジ(IC)まで900メートル、第二京阪道路・第二京阪門真ICまでは1.5キロと至近。更に、最寄り駅の大阪市営地下鉄・門真南駅から心斎橋駅まで26分、梅田駅までは39分と交通利便性が高い。近隣には住宅地があるため、雇用確保も期待できる。(井内亨) 【写真=地上4階建てで、延べ床面積1万6600平方メートル(完成予想図)】