関東実行センター、門型洗車機を導入 環境美化活動の強化 消費者目線に配慮
物流企業
2017/07/31 0:00
【栃木】関東実行センター(山本久一社長、栃木県小山市)は7月から、固定式の門型洗車機を導入し、全社を挙げた環境美化活動を強化している。山本社長の経営方針の下、消費者からの視線に配慮。常にマナーと身だしなみに気を配った業務を心掛けている。今回導入した洗車機は2本ブラシタイプで、固定されたブラシの間を車両が自走する。2~4トントラックに合わせてブラシ幅が動き、パッカー車のほかウィング車にも対応。前方洗浄用のブラシも備えており、約40秒で1台の洗車が終わる。(佐々木健) 同社は一般・産業廃棄物の収集運搬のほか、下水道の清掃業務や施設管理業務を手掛けている。消費者と日常的に接する業務のため、ドライバーや作業助手には、制服が少しでも汚れれば交換するようルール化し、常に奇麗な車両の稼働をドライバーに求めている。業務後の洗車時間短縮のため、今回導入した。 また、車両や作業員だけでなく事業所の周辺環境整備にも配慮し、本社のある小山市が推進する「道路の里親」制度に参加している。同制度は企業やグループを市が「里親」に認定し、市内の道路の定期的な清掃を行う。同社は本社周辺道路の里親になり、毎週月曜日にドライバーや事務員50人で清掃を行っている。 山本社長は「我が社の社訓は『信用を築くは一生、無くすは一日、日々精進しよう』。毎日の積み重ねが信頼を築く。身だしなみやマナーはその最たるものだ。車も制服も道路も奇麗にし、日々の信頼を築きたい」と話している。 【写真=2本ブラシタイプで、固定されたブラシの間を車両が自走】