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オネストビー、買い物代行が日本で本格化 サービス提供エリアを年内に2倍 地域密着型の事業展開

物流企業

2017/07/27 0:00

 買い物代行のオネストビー(ジョエル・シングCEO=最高経営責任者、シンガポール)は20日、「地域密着型オンライン買い物代行コンシェルジュサービス」を日本でも本格的に開始する、と発表した。利用者がサイト上に登録されているスーパーやレストランなどの商品をオーダーすると、コンシェルジュショッパーと呼ばれる専門のスタッフが買い物を代行するとともに、デリバラー(配達員)が自動車やスクーターなどで配達。東京の一部で事業をスタートしており、年内にサービス提供エリアを2倍にする。(沢田顕嗣)  2014年12月にシンガポールで創業した同社は、15年7月からサービス提供を開始。わずか2年で日本を含めたアジア8カ国で事業を展開するまでに拡大した。ネットスーパーとの違いは複数の店舗・ブランドを取り扱う点で、日本ではPrecce(東急ストア)やCOSTCO(コストコ)などがパートナー企業に名を連ねている。  ビジネスモデルの核心を地域密着型と位置付け、地域社会への貢献をビジョンに掲げる。食品スーパーの商圏は半径2キロ以内とされることから、エアポケットである2キロ超から5キロまでの需要開拓を支援。学生や主婦をスタッフとして時間単位で採用し、雇用面でも地域社会に寄与していく。  顧客満足度(CS)の向上を図るため、生鮮品を店頭で購入する際には品質の要望に応じるほか、品切れの場合は電話などを介して代替品などを提案する。デリバラーは短1時間以内に鮮度を保持した状態で指定の場所へ届ける。  20日の記者会見で、ジョエルCEOが「世界一便利なマーケットプレイスになることが事業化の目的。日本でもビジネスを成功させたい」と意気込みを表明。  日本貿易振興機構(ジェトロ)の高島大浩対日投資部長は「シンガポールは物流大国。同社が同国で誕生したのは偶然ではない」とエールを送った。  日本での第1号パートナー企業、ナショナル物産(林田洋社長、東京都港区)が経営するナショナル麻布スーパーマーケットの中村智也麻布支店長は「熱意を感じて手を組むことを決めた。お客さま、オネストビー、我が社の3者がウィンウィンの関係を築くことができる」と今後の飛躍に期待を寄せた。 【写真=デリバラーが自動車やスクーターなどで配達】





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