福岡ト協、小学生むけ交安教室 体験型でモラル指導
団体
2017/07/27 0:00
【福岡】福岡県トラック協会(眞鍋博俊会長)は19日、福岡市西区の今宿小学校で小学生向け交通安全教室を開き、低学年(1~3年)と高学年(4~6年)の児童計900人が参加した。 炎天下の中、児童たちは校庭に集まり、運動場に描かれた横断歩道やトラックによる体験学習を通じ、命の尊さ、交通安全のルールを学んだ。今回、小学校の強い要望を受け、夏休みに入る直前の19日に交通安全教室を開催した。 校庭では、自動車学校のインストラクターが①横断歩道の正しい渡り方②自転車の飛び出し③右左折の注意点――など、体験型のプログラムで交通モラル・マナーについて指導した。 開会式で、福岡ト協福岡支部の中嶋利文支部長が「一人ひとりが注意しなければ、交通事故は無くならない。悲しい思いをしないよう一緒に交通ルールを学び、事故の無い安全な社会にしよう」とあいさつ。 同校の関岡勲校長、西警察署の永江弘志交通課長はそれぞれ「交通ルールをしっかりと守り、楽しい夏休みを過ごして欲しい」「自転車の飛び出し禁止、シートベルトは必ず着用しよう」と呼び掛けた。 交安教室は5月から11月まで県内の8校で実施。福岡県教育委員会、福岡県警などが後援している。(武原顕) 【写真=炎天下の中、命の尊さと交通ルールを学ぶ児童ら】