札ト協札幌北支部/チャレンジ・ザ・交通安全 高齢者招きルール学ぶ
団体
2017/07/27 0:00
【北海道】札幌地区トラック協会の札幌北支部(堀川和雄支部長)は19日、北警察署や札幌北交通安全協会などの協力の下、交通安全対策事業「チャレンジ・ザ・交通安全」を開いた。同支部管内に住む65歳以上の高齢者を対象に年2回開催し、今回で10回目。これまで計1900人が参加している。 堀川支部長は「皆さんには我々のパートナーとして、事故を無くすための協力をお願いしたい。本日は、歩く時や車を運転する時のルールを楽しみながら学び、ぜひ家族にも伝えて欲しい」とあいさつ。 北警察署の蝦名正美交通第一課長が「2016年に当署管内で発生した交通事故により9人が死亡、うち8人が65歳以上の高齢者だった。信号を必ず守り、時間にゆとりを持った行動を心掛け、交通事故を一件でも減らそう」と呼び掛けた。 参加者は、自転車運転シミュレーターや映像を使った歩行者体験、スポーツ吹き矢、酔っ払い運転体験などを体験したほか、身体機能をチェックする体操や交通安全の標識を用いたビンゴゲームで楽しみながら交通安全を学んだ。(岡杏奈) 【写真=映像を使った歩行体験を行う参加者】